【おそらくは地上最後のロータリーターボ】RX-7と過ごした日々

RX-7(FD-3S)と過ごした日々のことをまったりと書いていくブログです。

日産リーフに搭載されている「e-Pedal」と「運転支援」について思ったこと(後編)

さて、前回の続きです。何のこと?と思われた方は、一つ前の記事からお読みくださいますよう。

 

今回書こうと考えているのは、3つ目の

③事故原因が日産リーフの「e-Pedal」と「運転支援」にあるのではという「憶測」

についてです。

 

「憶測」と書いているのは、事故の瞬間を実際に私が見ていたわけではないから。すべて推論に基づくものであり、何の根拠もないからです。

 

それではなぜ、あえてこのことを書こうとしているのか、ですが、理由は私が前々から日産の「技術をアピールする姿勢」に疑問を感じていたことにあります。

 

 まずは「e-Pedal」について。

 

この「e-Pedal」の仕組みを簡単に説明すると、

・ペダルは普通のオートマ車と同様アクセルペダルとブレーキペダルの2本がある

・アクセルペダルは緩めることでブレーキがかかるようになっている

・アクセルペダルのみでは完全停止することができない

というふうになっています。

 

…。

 

これを見ただけで、教習所を卒業して間もない初心者が運転することの危険さが伝わって来ないでしょうか?

 

アクセルとブレーキを踏み間違えるという、私からすれば正直信じ固い事故が多発している昨今、減速する手段が二つあるというこのシステムは「慣れていない人にとっては」とっさの判断を誤らせる要因を増やすものにしか私には思えません。

 

確かに日産が言う通り、アクセル一本で加減速できる仕組みは便利な面もあるでしょう。しかし、安全を担保する上では確実に一歩後退…そういうふうに思えてならないのです。

 

次に「運転支援」について。

 

この「運転支援」の技術については、以前はさかんに「自動運転」という言葉で表現されていました。

 

その表現が変わったのは、「消費者が機能を過大評価している」という状況を踏まえ、自動車公正取引協議会がテレビCMやインターネット動画などで「自動運転」という表現を使うことを、2019年1月から禁止したからです。要は、消費者に誤解を与えるようなことはやめなさいよ、という主旨。

 

これに対し、日産の現状はどうでしょうか。

 

・相変わらず、TVで手放し運転をするCMを流し続けています。一応断り書きのようなテロップは出ていますが、消費者の多くはそういうところを見ていません。他メーカーに比べて、誤解を与えない配慮が大きく不足していると言ってよいでしょう。

 

・「運転支援」技術の名称は「プロパイロット」と言うそうです。控えめに言って、誤解させる気満々ですね。言葉をそのままの意味に捉えれば、普通の人より上手に運転してくれると受け取られるわけですから。この点、他メーカーについて一例を挙げると、スバルの場合は「ツーリングアシスト」と言うそうです。あくまで補助機能ですよ、ということが明確に伝わりますよね。

 

で、このような話が今回の事故原因にどうつながるのか、という話ですが。

 

私が考える「憶測」の筋書きは以下の通りです。

 

「初心者が「プロパイロット」の機能を過信して安易に首都高速に乗る」

 ↓

「とっさの判断を迫られた瞬間「e-Pedal」の操作にとまどいパニック状態」

 ↓

「日産自慢の「プロパイロット」をはじめとする先進技術があっさりギブアップ」

 ↓

「事故発生」

 

こう書くと、日産ファンの方は激怒されるかもしれません。また、ろくに車の持つ機能を理解しないで車に乗る初心者が悪い、と考える方もいるでしょう。

 

しかし、それでも私は、自動車メーカーはそういった人がいることを前提に広報を行うべき、と言い切ります。問題は運転している人だけではなく、そういう人に巻き込まれてしまう不幸な人たちの命もかかっているのですから。

 

そもそも日産リーフでは、ホームページを見る限り車線逸脱防止支援機能すらグレード別設定であり、車線変更時の警告や回避支援機能については設定もありません。これで「プロパイロット」なんて名前はおこがましすぎる。。

 

かつて日産には、スカイライン(R32)、フェアレディZ(Z32)、シルビア(S13)など乗りたいと思う車がたくさんありました。しかし、安全よりイメージを優先しているようにしか見えない今の日産は、残念ながら私にとっての憧れのメーカーではなくなってしまいました。。

 

…何か変なスイッチが入って長くなってしまいました。次回からはまた、RX-7の話に戻りたいと思います。

 

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