【おそらくは地上最後のロータリーターボ】RX-7と過ごした日々

RX-7(FD-3S)と過ごした日々のことをまったりと書いていくブログです。


RX-7 Last Run -前編-

2019年9月2日AM5:44マンション前。

 

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買い取り業者への車両引き渡しを3日後に控え、1泊2日のラストランに向かう前のワンショットです。

 

向かう先は、能登半島の「千里浜なぎさドライブウェイ」。2016年に能登を旅した時に台風の影響で走れなかった日本で唯一砂浜を走ることができる道路で、その時以来、RX-7のラストランはここにしようと決めていました。

 

旅程は、1日目に軽く能登を観光して1泊。2日目に「千里浜なぎさドライブウェイ」を走って帰投する予定。今回は無事に帰ることが最優先なので、事故はおろかトラブルを出さないよう、細心の注意を払ってのドライブになります。

 

それにしても、本当に見事な造形の車だよな。。こんな車、今後二度とこの世界に現れることはないでしょう。

 

 

 

出発して約3時間後、上信越自動車道の「松代パーキングエリア」に到着しました。以前なら考えられないほどゆっくりしたペース。朝から一度も飲んでいなかったコーヒーを飲もうと立ち寄りました。

 

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ペースが遅かったのは、ラストランなのでゆっくり走ったというのもありますが、本音の部分ではRX-7より人の方が早く錆びたのだと思います。東京から実家のある宮崎までの1,460キロを、1度の食事休憩と2度の給油停車だけで走り抜けた、あの頃の勢いはどこに行った。。所要時間にいたっては、ここには到底書けないレベル。

 

実際のところ、RX-7はサーキットなどとは路面状態が異なる高速道路を走るのには向いていません。路面がまだきれいな開通したての高速道路なら別ですが、多くの高速道路にはトラックの深い轍が刻まれ、フロント車重が軽くホールベースが短いRX-7では、走行中頻繁に修正舵を当てる必要があるからです。それを延々と続けるには、集中力を持続する体力が必要…なのですが、アレルギー疾患の影響でそれも困難になってしまい…。RX-7を降りることを決意した一因でした。

 

20分ほど滞在した「松代パーキングエリア」を後にすると、この日の目的地である「のとじま水族館」に向かいました。

 

この「のとじま水族館」、大きな水族館ではないし、あまり期待はしていなかったのですが、思わぬ魚の展示を見ることができました。

 

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「ハンマーヘッドシャーク!」…そして、

 

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「ジンベイザメ!!」

 

青い水槽の中を悠々と泳ぐ姿が、この上なく優雅です。ジンベイザメ、見ることができるのは、もう沖縄と大阪だけじゃなかったんだな。。

 

この「のとじま水族館」、行ってみたら他にも魅力的な展示がたくさんありました。気に入った動画を2つほど貼っておきますので、機会がある方はぜひ一度足を運んでみることをお勧めします。