さて、伊勢神宮(外宮)です。
「2017年夏の旅」で訪れた観光地は、この場所で最後。内宮周辺は参道沿いの町並みに銀行があったりとごく普通で拍子抜けしたのですが、うわさに聞く伊勢の参道はこんな感じではなかったはず。「お伊勢参り」と言いながら、昔の人が参道の賑わいを楽しみにしていたのと同じ心境で、車を降りて大鳥居に向かいます。
しかし、例によって、ブログを書くにあたり発生した問題が一つ。やはり有名な観光地は人が多く、他人の顔が写っていない写真を撮るのが難しいんですよね。。というわけで、ここではやむをえず、載せて問題なさそうなものだけ貼っていきます。
お社と境内の様子です。なんだろう…かなり断片的ですね。
印象に残っているのは、派手さとは無縁の質素な造りのお社と、長い歴史を持つ森。そして、境内のあちこちで見られる豊富できれいな水。敷地が広く、入口を抜けて奥に進めば人気のないところも多くあり、ゆったりとその場の空気に浸ることも出来ます。
ちなみに、縦長の写真ばかりなのは、横長の写真にはだいたい他人の顔が写っているからです。。
境内を後にすると、楽しみにしていた参道へと向かいました。一度車に戻ったので、参道に入ったのは奥側の路地を曲がったところにある入口から。
入口には「ここからが参道ですよ」といった感じの区切りがあり、そこから少し歩いたところに「横丁猫めぐり」の案内板がありました。空前のネコブームである今、歴史ある伊勢の参道とはいえ、ネコ様のご利益を期待しないわけにはいかなかったようです。奥まったところにありますので、パンフレットを見ながら訪ねてみるのがお勧めです。
その先、少し歩いたところにあったお店で、冷たい甘酒を買い一服しました。残暑と呼ぶにはまだまだ厳しい暑さ。予想以上に冷えた甘酒で、身体から熱が引いていきます。アルコールもちゃんと飛ばしてあるので、運転する人も安心です。
参道の様子はこんな感じ。
大鳥居側から見た参道は、商品を宣伝する看板が目立ち人もごった返していますが、奥の方に行くと人の数もそれなりにまばら。ゆっくり散策されたい方は、奥の方に進んでみると落ち着いて雰囲気を味わえると思います。
最後に、名物の「手こね寿司」を食べました。
小さい頃、赤身のお刺身を食べて育った私には、とっても嬉しい味。観光地だと、ボリュームのわりに値段が高い、というところも結構多いのですが、品数が豊富なうえに量も十分以上。しっかり満足してお店を後にしました。
こういうお店が、きっと伊勢の人気をしっかりと下支えしているんでしょうね。今も「お伊勢参り」の楽しさは、昔と変わらず健在のようです。