【おそらくは地上最後のロータリーターボ】RX-7と過ごした日々

RX-7(FD-3S)と過ごした日々のことをまったりと書いていくブログです。

ロータリーエンジンのRX-7は壊れやすいのか(前編)

先日、サーキットを走っていた頃の知り合いの方からのお誘いで、クローズドコースを走る機会がありました。

 
※一応、場所と日時は特定防止のため伏せます。正直自分の個人情報に誰が興味あるのか、という気もしますが…念のため。
 
そこで久しぶりにアクセルを目一杯踏む機会があったのですが、さすがに間もなく製造から20年になるベテラン車両。180キロぐらいからステアリングにビビリのような振動が発生し、190キロを越えた辺りでその振れ幅がかなり大きくなってきたため、スピードを緩めることになりました。
 
ちなみに、これまで自分で出した最高速度はメーター読みで220キロ(それ以上は前から目が離せなくなって見ていません)。
 
乗り手が良ければリミッターをカットしただけのノーマル車でもコースにより240キロに届くRX-7で、この速度域で振動が発生するのは当然何らかの問題が発生しているわけで。
 
ノッキング等の異音は出ていなかったのでエンジン本体ではないと思いますが、エンジンのマウント切れかなぁ。。今度ひと通り点検をお願いしようと思います。
 
さて、本題です。
 
今回触れるのは、「ロータリーエンジンのRX-7は壊れやすいのか」という、これからRX-7の所有を考えている方であれば、誰もが気になると思われるお話です。
 
ちなみに「ロータリーエンジンのRX-7」とわざわざ回りくどい言い方にしているのは、「ロータリーエンジン」と「RX-7」の話がよく混同して語られているからなのですが、結構誤解されている部分があるんですよね。
 
ですので、わかりやすいように今回は結論を先に書きます。
 
「ロータリーエンジン ⇒ 壊れにくい」「RX-7 ⇒ 壊れやすい」
 
すでにご意見をお持ちの方は、ご賛同いただけたでしょうか。以下、一つずつ説明します。
 
まず、ロータリーエンジンは壊れにくい、という話ですが、これは私が今さら持ち出すまでもなく、ル・マン24時間耐久レースで唯一優勝した日本車が何かを考えていただければわかりやすいと思います。あの787Bは、今でもロータリー関連イベントなどでデモランをやってたりしますしね。
 
それでは、なぜロータリーエンジンは壊れやすいという話が巷で聞かれるか、ということですが、それには以下の3つの理由があると思います。
 
①エンジンが許容する以上のチューニングをしている。例えば、ロータリーエンジンかけることができるブースト圧は、エンジンの構造上レシプロエンジンに比べて低い。にもかかわらず、パワーを欲しがるあまり許容範囲を超えて圧力をかけ、破損させてしまう。(チューナーさんなどの場合、それを承知の上で圧力をかけている場合もありますが)
 
②正しいメンテナンスを怠り破損させてしまう。オイルとプラグの定期交換は必須。また、エンジンフラッシングはシール類を痛める可能性があるため避けた方が無難(行う場合はチューナーさんと相談のうえで)。
 
③エンジンの特性を無視した走らせ方をする。例えば、以下の回で書いたように、高いギアで巡行中に突然フルスロットルにするとエンジンを痛めやすい。
 

 
結局、正しい扱い方をすればロータリーエンジンは壊れにくい、というのが私の認識です。
 
それではもう一つの話、RX-7が「壊れやすい」というのはどういう理由によるものか、ですが、、その話は例によってまた次回にお伝えさせていただきます。
 

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冬の装飾(カレッタ汐留にて撮影)