今回は、 2回目のオイル交換の話になります。
初回のオイル交換では「ロータリー専用オイル」の存在を知らず、雰囲気でオイルを選び交換した私。
RX-7を購入してから1年近くが過ぎて少しばかりの知識を身につけていた私は、この時初めてその「ロータリー専用オイル」なるものの購入に踏み切ります。
ちなみに、後から某チューナーさんから言われたことですが、オイルはマツダ純正のものでもサーキットを走るのに不都合はないとのこと。そういう意味では当時サーキットなんか走っていなかった私にロータリー専用オイルが必要なわけはなかったのですが…入れてみたかったんですよね、単純に。
というわけで、2回目のオイル交換で購入したのが「HKS SUPER RE RACING」になります。
HKS…。当時、自分の中でチューニングパーツのトップメーカーとして燦然と輝いていたこのブランドを選んでいる辺り、ここでも自分のミーハーさが伺えます。
オイルの粘度表示は「10W-40」。
詳しい説明はメーカーのサイト等を参照いただければと思いますが、ざっくり説明しますと、
10W … 使用可能な最低温度 ※10Wの場合は-25℃以上
40 … 高温になった時の粘りの強さ
を表しており、その基準ではこのオイルはごく標準的なものと言えます。当時は何も知らず、何となくイメージで購入しましたが…たまたま無難な選択になっていたようで良かったです。
ちなみに前側が小さく後側が大きい数値になっている、いわゆるワイドレンジのオイルは、両立が難しいためその分高い技術で作られている、ということになります。
それにしても、前回のオイル交換からの走行距離、わずか3000キロ…。当時はRX-7のメンテナンスをすることそのものが、走ることと同じぐらい楽しかったんだなぁと思います。
えーと。あと、使用感を書かないと…ですよね。すみません、正直よくわからなかったです。
オイルの良し悪しに関しては、油膜切れを起こしてトラブルにでもならない限り、私レベルの素人では20年近く経っても判別がつかないのが本当のところです。そしてそれは、RX-7を所有するかなりの方に当てはまることと思いますので…オイルについては「最低限これを注意すれば大丈夫」といったことを以下に挙げさせていただこうと思います。
①5000キロ毎に交換する
②1000キロ毎に減った分のオイルを注ぎ足す
③オイル選びに迷ったらマツダ純正を入れる
日常的にサーキットを走る方はちゃんとチューナーさんに相談した方が良いと思いますが、吸排気系チューンレベルでたまに走行会に参加、という程度であれば、これでまずオイルが原因の問題は起きないと思いますよ。
ちなみに、もし上に挙げた点を注意して問題が起きるようなことがあれば、たいていの場合どんなオイルを使っていても結果は同じ…乗り方やエンジンの回し方に問題があると考えられますので、その辺りを見直してみることをお勧めします。