前々回は、マフラー交換について書きました。
これで排気系のチューニングは完了…ということで次に手をつけたのは、ごく自然な流れとして吸気系のチューニングです。やってみたかったのが、書きました通り吸排気系のチューニングでしたので。
で、吸気系と言えばエアフィルターの交換になるわけですが、その頃の私は「やみくもに吸排気系チューンを行うとブースト圧が上がりすぎ、エンジンにダメージを与える場合がある」程度の知識をようやく身につけていたところでしたので、極端に吸気抵抗が下がり過ぎないと聞いていた「純正置換タイプ」のエアフィルターを選択しました。
製品名は 「HKS SUPER FILTER」。
……。
またHKSを選択していますね。ミーハーなのはこの頃も変わっていなかったようです。…いや、HKSの製品がどうこうということではなく、自分で製品を比較して選択出来てないなー、という意味なのですが。
ちなみに肝心の効果ですが…残念ながら自分では全くわかりませんでした。
当時の私は、今ほどRX-7のコンディションについて微妙な違いを体感できていませんでしたし、何より追加メーターを装着していなかったため、メモリすら振られていない小さな純正のメーターのみではその数値の違いを読み取ることもできませんでしたので。
注:純正のメーター(連成計)は、細かな数字を読み取るためのものではなく、ブースト圧が上がりすぎていないことを確認したり、ブースト圧がかかっているか、ターボシステムに異常が発生していないか程度を確認するためのメーターと理解してます。
でも、効果がわからなかったからといって、特段がっかりはしませんでした。
そもそもこの時交換した「純正置換タイプ」のエアフィルターについては前に書きました通り、「ブースト圧が上がりすぎない」ものとして限定的ながら少しでも効果があれば、程度を期待した、いわば「お試し交換」したものだったからです。
RX-7の細かな変化がわかるようになった今なら、純正エアフィルターとの違いが感じ取れるのかな。。
「むき出しタイプ」のエアフィルターはちょっと…という方で吸気抵抗の低減に興味がある方は、よろしければご自分のRX-7で交換、評価されてはいかがでしょうか。
当時のなまくらな私(今もたいしたレベルではありませんが)とは違い、明確に効果を感じ取ることができるかもしれません。