【おそらくは地上最後のロータリーターボ】RX-7と過ごした日々

RX-7(FD-3S)と過ごした日々のことをまったりと書いていくブログです。


量販店を信用しないきっかけとなったRX-7に起きた6つの事件(後編)

今回は、量販店でRX-7に起きた6つの事件の後半戦です。さっそく続きの方を。

 

事件4 使えるメンバーブレースバー交換事件

 

車検の時に、メンバーブレースバーを車体に固定しているボルトが折れているとの指摘がありました。折れたボルトがメンバーブレースバー側に残っているため、全交換が必要とのこと。渋々全交換したのですが、後に別件で訪ねた「ナイトスポーツ」でその話をしたところ、そんなの簡単に取り外せるし今度はうちに持ってきてください、とのこと。ここでも数万円がムダになりました。

 

◆事件5 フォグランプのバルブ交換でバンパー外そうとする事件(未遂)

 

これはタイトルそのままの内容です。作業中、フォグランプの交換が難しいからバンパーを外すと言ってきました。いや、そんなことしなくても、以前この店であまり時間をかけずに交換してもらった実績があるんですけど。RX-7の純正フォグのバルブは確かにちょっと外しづらい構造になってますが…普通に考えて、フォグのバルブを変えるのにバンパー取り外しが必須のはずがないわけで。ちなみに慣れた人だとバンパーを脱着した方が早い場合もあるそうですが、交換の方法がわからないから外したい、という人にお任せするのは、ちょっとねぇ…。

 

◆事件6 ブーストコントローラー設定勝手に変更事件(既出)

 

これは以前に書いた通りです。オーナーが知らないうちにブースト圧を勝手に変更することは、エンジンの破損につながりかねない非常に危険な行為です。それを作業のために預かった客の車に対して行うのは言語道断。おそらくは興味本位だったのでしょうが…破損を狙って意図的にしたのではないことを祈ります。

 

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いつかRX-7と走りたかった北海道(神威岬)


 

以上、「量販店がRX-7で起こした」6つの事件でした。実際にはもっとたくさんあったかも…20年近くの出来事で、忘れていることも多いと思いますので。

 

ちなみに、これだけ多くの問題が起きながら、それでもなおなぜ量販店を使い続けたのか、ということですが、それは空前のチューニングカーブームだった当時、チューニングショップに作業をお願いするための予約を取るのが大変だったからです。実際、作業の内容によっては、ディーラーや量販店でできることはそちらに行ってもらえないか、と言われたこともありました。

 

しかし、残念ながら空前のチューニングカーブームが去った昨今、チューニングショップでも普通のトラブルなど見てもらえるようになりました。

 

これからRX-7のチューニングや仕様変更をしようと考えられている方は、信頼できるチューニングショップを見つけ、全てをお任せするのが良いかもしれません。

 

少なくともここに書いたような「悲しい事件」に遭う可能性は減らせるのでは、と思います。