RX-7を降りることを真面目に考え始めたのは、3年ほど前の話になります。以前の記事に書きましたが、重度のアレルギーを発症したことで「本気走り」が出来なくなったためです。
そんな時に思ったのが、最近RX-7でロングドライブをしていないな、ということ。遠出をすると言えばゴルフの時だけ。それ以外は、観光がてらドライブに行こうとすらしていない。。このままRX-7を降りてしまって、本当に悔いは残らない…?
そんなわけはない。
ということで、この年から毎年1回、RX-7に乗り続けている間は旅に出ることにしました。2泊3日を基本とし、適度にワインディングがあってゆったり走れるようなところを目的として。
そんな経緯があって、本屋でガイドマップを見ながら決めたのが能登半島でした。
この「能登半島」。私にはずっと長いこと憧れがありました。学生時代、小山田いく先生の漫画で能登半島の風景や鉄道を描写した作品を読み、いつかは行ってみたいと思っていたのです。
「気まぐれ乗車券」だったかなぁ。。ちなみに小山田いく先生、この記事を書くために過去作品を調べていたら、2016年に59歳の若さで他界されていることがわかりました。ずいぶん間が空いてしまいましたが、ご冥福をお祈り申し上げます。
さて、旅程の紹介です。
まずは1日目。東京の自宅を出発して、金沢へ。ルートは首都高~外環~関越~上信越~北陸の自動車道。到着後は金沢を観光。
2日目は一般道で能登半島を一周。これは後で分かったことですが、能登自動車道はけっこう無料区間が多いです。急ぎの旅をされる方はご利用を。
最終日は宿泊地の和倉温泉を出発し、白川郷を経由して自宅へ。白川郷までは関越~東海北陸の自動車道。白川郷から自宅へは、東海北陸~東海環状~中央~首都高の自動車道。
総行程は…何キロだろう。すみません、だいたい1,000キロくらいじゃないかと思います。適当ですが。
思えば、ずいぶん走らなくなったものです。RX-7を購入して10年目ぐらいまでは、当時住んでいた世田谷の自宅から実家の宮崎までの約1,460キロを、途中2回の給油(うち1回は食事休憩あり)だけで走り抜けたりしていましたが。
やっぱりRX-7を降りるべき時期が近づいていたということでしょう。で、肝心の旅の話ですが、例によって前置きが長くなってしまいましたので、また次回からとします。とりあえず今日のところは、旅先でのRX-7の写真を貼っておきますね。。