【おそらくは地上最後のロータリーターボ】RX-7と過ごした日々

RX-7(FD-3S)と過ごした日々のことをまったりと書いていくブログです。


《 RX-7との旅 》唐突ですが東北旅行記です ~4日目・田代島~

前回、いよいよ野良ネコとの出会いを求め、島の中心部へと足を向けた私。しかし、さして歩を進めないうちに、いきなりネコ溜まりに遭遇します。

 

場所は、こじんまりとした港の乗船待合室。のんびりと過ごす3,4匹の大人の野良ネコに混じって、ちょこまかと動き回る子ネコが2匹います。

 

生後3,4か月でしょうか…さっそくお近づきになりたいところですが、他の観光客の方々が既に盛り上がっていましたので、ここはいったん遠慮することにします。こういった「入口」に近い場所は、最初のうちこそ人が多くて近づきにくいものの、一巡してしまうと誰もいなくなってしまうものです。後でゆっくり来よう…そう思いつつ港から集落へ向かう道を歩いていると、ほどなく第一島ネコ発見(ダーツの旅風)。ちなみに、ここから先は、「野良ネコ」あらため「島ネコ」と表記します。

 

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正座する「第一島ネコ」


歩いていると道の脇の草むらから出てきたこの島ネコは、ちょこんと正座して何かを待っています。いきなり連れて帰りたくなるぐらいの可愛さですが、特に人間が大好き、というわけではなさそう。おそらく観光客から何かもらったことがあって、それを期待しているのでしょう。しかし、田代島ではエサを与えることは原則禁止です。持ち合わせもありませんし、頭をひと撫でしてその場を後にします。ちょっと申し訳ない気分。。

 

 第一島ネコとお別れして坂道を上っていると、今度は右の方から「にゃんっ」という甲高い鳴き声がしました。明らかにこちらに呼びかけるその鳴き声の方向へ目をやると、空き家と思しき建物から黒い塊がものすごい勢いで飛び出し、不安定な足場をポンポン飛んで一目散にこちらへやってきます。そして、あっという間に足元まで来ると、ゴロゴロと喉を鳴らしながらすり寄ってきました。

 

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全力ですり寄ってくる「第二島ネコ」


可愛いことこの上ないのですが、これは明らかに「誰かちゅーる与えたな」状態。 第一島ネコの時もそうですが、こういう時に何もあげられないのはむしろつらい。。結局、第二島ネコもちょっと撫でてあげただけでお別れしました

 

ちなみに、ここまで「島の中心部に向かう」と書いただけでちゃんとお伝えしていませんでしたが、目的地は「猫神社」と「島の駅にゃんこ共和国」です。そこに至るまで、何匹の島ネコに出会えるのかと思い第一島ネコ、第二島ネコ、なんて数えていたのですが…次に島ネコに出会った場所で私はその作業を放棄しました。

 

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島で見かけた最大のネコ溜まり

 

写真に写っているのは、その場所にいた島ネコたちのごく一部。建物の裏や近くの茂みにもたくさんいて、とても数えられたものではありません。…まあ、数えてないと言えば、後で数えるつもりで乗船待合室の島ネコたちも数えてないのですが。

 

後になってテレビ東京の「どうぶつピース」という番組で田代島が取り上げられた時に知ったのですが、この場所に隣接する民家の住人の方が、毎晩島ネコたちにご飯をあげているとのこと。まだ午前中でしたが、島ネコたちはこの場所でのんびりと一日を過ごしながら、その時が来るのを待っているようです。まさに三食…ならぬ一食昼寝付き、いいなあ…。

 

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何ですかその可愛い寝姿は。連れて帰りますよ?

 

写真を見ていたら、何だか私も眠くなってきましたので今日はこの辺で。。