【おそらくは地上最後のロータリーターボ】RX-7と過ごした日々

RX-7(FD-3S)と過ごした日々のことをまったりと書いていくブログです。


◇番外編◇ボルボXC40~日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞車の衝撃(パワーソース~前編)

お待たせしました。先日お伝えした、ボルボXC40に試乗して衝撃を受けた件の2回目です。それでは早速、パワーソースの話から。

 

◆パワーソース

 

そういえば、パワーソースの話をするのに「ボルボXC40」とだけ書いて、試乗した車のグレードを書くのを忘れていました…。

 

遅ればせながら、試乗したのは「T5 AWD R-DESIGN」。2つ設定されているうちのハイパワーモデルの方で、252PS/35.7kgf・mの性能を誇ります。

 

最初に思ったのが、ボルボって結構パワーがあるんだな、ということ。

 

元々ボルボのイメージは「安全」 。スポーティな走りとは無縁な存在と思っていたので、ちょっと意外な感じがしました。ちなみにパワーを抑えたモデルの方は、190PS/30.6kgf・m。こちらにしても、SUVということを考慮すれば、ベンツのAMGモデルのような特殊な車両を除き、同クラスでは標準以上のスペックを誇ります。

 

そして、このエンジンに驚かされました。2リッター直列4気筒ターボのこのエンジン、パワフルなうえにすごく扱いやすい。。

 

具体的な動きをお伝えすると、スタート時にブレーキペダルを離すと自然と車が動き始め、軽くアクセルに足を乗せるとするすると滑り出す。そしていつの間にか、車の流れをリードする存在に、といった感じ。なんだこれ、電気自動車がモーターで動いているみたいなんですけど。

 

後で営業さんからもらったカタログを見て、理由がわかりました。最大トルクの発生回転数が、1,800rpm~4,800rpm。アクセルを踏んだらすぐに到達する回転数で、最大トルクが発生するのです。これならトルク変動を感じないし、速いわけで。

 

加えて、この感覚に大きく貢献しているのが、出来の良い8速ATです。ぼーっと走っていたら、変速ショックがほとんど感じられないんですが。それに、これだけの段数があったら、加速中はほとんど最大トルク発生回転数を外さないんですけど。

 

そして、このエンジン+8速ATのポテンシャルを強く感じたのが、試乗コースの赤坂一交差点から米国大使館前交差点までの上り坂でした。普通、上り坂になればエンジンは多少なりと唸りを上げるものですが、この車は平坦地と何ら変わらないアクセル開度とエンジン音でするすると登っていく…。

 

これ、本当に1,700キロもあるSUVの走りですか?

 

試乗の間だけで何度も驚かされたパワーソース。まだまだ書きたいことがあるのですが、何だかもう一本記事が書ける分量になりそう…。

 

ですので、すみません!また次回ということでよろしくお願いします!

 

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営業さんからいただいたパンフレットの写真