今回は、初めてチューニングショップ「R-Magic」に伺ってお願いした最後の取り付けパーツ、水温計、連成計(ブースト計)のお話です。
*ちなみに私は一般的に「ブースト計」と呼ばれるもののことを、「連成計」と書いています。その理由は…単に当時付き合いがあった人がそういうふうに言っていたから(笑)。気にしないでください。
で、本題ですが、取り付けた理由は以下の通り。
◇水温計
チューニングするとエンジンにより大きな負荷がかかるため、温度管理が大切。純正の水温計で針が一気に上がり始める頃には既に危険水域、きちんと数値を把握できるようにするため取り付けました。
◇連成計
前回ブーストコンロトーラーを取り付けたことを書きましたが、ハイブースト側のつまみはひと目盛動かしただけで圧力が大きく変動するため、自分で調整するためには計器が必須。
選択した製品の名前は「TRUST Greddy TEMP METER」と「TRUST Greddy TURBO METER」。デザイン的にRX-7の内装と一番マッチしていたからですが、結果としてマフラー、ブーストコントローラー、計器類が TRUST製品でそろいました。
装着位置は、ダッシュボード上をすっきりさせたかったのでAピラーに。
なお、Aピラーにメーターを取り付けた最初のころは、ハンドル操作の際によく手をぶつけていました。今でもたまに友人に運転させてあげたりすると、確実にぶつける姿を見ることが出来ます(笑)。
しかし、手をぶつけるのはハンドル操作の際に無駄な動作が多いということ。結果、最短距離でハンドルを操作するトレーニングができたので、見栄え以外の面でも良かったと思っています。
あと、水温管理と水温計について少し触れておきますね。
まず、水温については80℃~90℃の範囲になるようにすると、概ね問題が起きません。私が以下の記事の中で、「水温が80℃を越えるまでは連成計の針を正圧に入れずに走行する」と書いているのはこのためです。
ちなみに、この時取り付けた水温計には「最高値のメモリ機能」と「設定した温度を超えると警告する機能」がついていました。
*ほとんどの製品にはついていると思いますが。
「最高値のメモリ機能」で表示させた写真がこちら。
「MEMORY」のところに黄色のランプが点灯していて、この時の最高値は92℃と読めます。冬場ですのでこの程度ですが、夏場は普通に100℃を超えますのであまり驚かれませんよう。
もう一つの「設定した温度を超えると警告する機能」については、走行中に「WARNING」のところが赤く光ります。私は95℃に設定していて、点灯したらあまりアクセルを踏み込まないようにしています。ただ、夏場は少し渋滞しただけでもあっさりと点灯…。しかし、その場合でも街乗りで流す程度ではさしたるダメージはありません。あまり気にしなくても大丈夫です。
一方で、スポーツ走行をしているような時には、即クーリング走行に切り替えましょう。夏場は中央高速などの連続する上りを良いペースで走っているだけで点灯することもありますが、その場合は負荷をかけ続けているとそれなりのダメージになります。左車線に寄ってペースを落とすなど、気をつける方が良いでしょう。