仙台の繁華街。
RX-7をそこからほど近いビジネスホテルの立体駐車場に放り込んだ私は、夕飯を食べる場所を探すほかは、特にこれといった目的もなくぶらぶら歩いていました。
時刻は15時半過ぎ。平日にも関わらず人通りは多く、想像以上に長かったアーケード沿いに立ち並ぶ店を物珍し気に眺めていた私の視界に、1つの店が映ります。
その場所は「ねこカフェ」。
………。
もうお分かりのことと思います。先の記事で書いていた「女々しい行動」、それは、今日会うはずだったネコのことが1日中頭から離れなかった私が、結局ねこカフェを訪ねてしまった、ということなのです。
気がつくと私は、その店の2階の入口へと続く階段をいつの間にか上っていました(夢遊病)。入口のドアを押して受付を済ませると、荷物をロッカーに預けて部屋の中へ。
実のところ、私はねこカフェがあまり好きではありません。猫を飼った経験はありませんのでその点は比較できませんが、ねこカフェのネコと「野良」ネコを比べたら、圧倒的に「野良」ネコの方が好きです。
理由は、ねこカフェにはお客さん慣れしすぎて擦れてしまっているネコが多いのと、触られすぎて人間が嫌いになっているネコが多いから。いずれもネコには何の責任もないのですが、何度かお店に行くうちに何となくネコに触れるのがためらわれるようになり、いつの間にか足が向かなくなっていました。
しかし。今はそんなことを言っている場合ではありません。圧倒的に不足しているネコ分を補給するため、一刻も早くネコたちに会わなければ…。
願いは叶いました。
動画を掲載できないのが残念です。。結局この店では、この子ネコのそばで何をすることもなく、1時間半を過ごしました。
充実の時間を過ごした私は店を後にし、夕飯へと向かいます。行先は、ぶらぶらしている途中で目星をつけていた牛タン専門店。仙台に来ているのですから、牛タンを食べないわけにはいきません。扉をくぐり、早い時間帯にも関わらず既にかなり混雑していたお店で食べたのがこれ。
仙台発祥の牛タン専門店は東京にもあるのであまり違いがあるとは思っていなかったのですが、これが美味しい。。特にゆでタンは、東京ではあまり美味しいと感じたことがなくあえてゆでる意味がわからなかったのですが、美味しいタン焼きをさらに上回る満足度でした。
この後はホテルに戻って二日目が終了。次回からはまた、しばらくの間RX-7のパーツやメンテナンスの話に戻ります。