東北旅行記の1日目、最終回。
…旅の話がずいぶん長くなってしまいました。2日目、3日目は短めになる予定ですが、4日目はネコが登場するので間違いなく長い。。
というわけで、次週からはまた時間を戻し、しばらくの間メンテナンスのことなどを書いていきたいと思います。旅行記の続きは、また1、2週間後ということで。
さて、前回は「山寺」を訪ねたところまででしたので、その続きを。
山頂まで登ってお参りを済ませ、無事に山を下って駐車場まで戻った私。RX-7に乗り込んで、ナビゲーションシステムの行き先を仙台市のホテルにセットします。
時間には余裕があったので、一般道を選択。すると…表示された時間は国道48号経由で約1時間30分、意外な近さです。
いや、ただ単に他所者の私が、「東北は広くて都市間が離れている」と思い込んでいただけなのですが。「山寺」がある山形市と仙台市は、結構近いんです(注:地元の人はみんな知っている)。
国道48号は十分整備されていて、ストレスなく走ることができました。
ただ、問題があるのは私。「山寺」でスタミナを奪われていた私は、どこに立ち寄るでもなく、ひたすらホテルを目指します。
…スタミナなくなったなぁ。。
実は、4年以上前にCSを患い回復途上の私は、他の方より疲労を感じやすい傾向にあります。以前、都内から九州の実家までの約1460キロを、給油と食事のためのわずか2回の停車のみでいつも走り切っていたのがウソのようです。
※CSに興味をお持ちの方は、ネット等でご確認ください。
そんな疲労困憊な私でしたが、何とか無事に仙台市に入ることができました。後はナビゲーションに従って、ホテルまでの距離を縮めます。
そして、ようやくホテルが視界に入った時。
ん・・・?
何かが目に入ったような気がしました…が、私はあえて見なかったフリ。初日、2日目はホテルの食事を頼んでいなかったことに意識を向け、道路沿いにあった手近な回転寿司店に入ります。
適当に寿司をつまみながら、心を落ち着ける私。たぶん疲れているのだろう。今夜泊まるホテルの近くに、何かいるように見えたのは。
一人の食事の時間は短いものです。わずか15分ほどで食事を終えた私は、支払いを終えて店を出ます。そして、先ほど何か見えたような気がした方向へ目を向けると、
やっぱり、いた。
後で調べたところ、真言宗大観密寺の観音様「仙台大観音」と言うらしく、大変有難い存在なので「いた」は失礼なんですが、、私の今夜泊まるホテルよりはるかに巨大なんですけど。
むろん、これも仙台近郊に住んでいる方々には馴染みのことなのでしょう。しかし、地元だけに、この眺めはあまり見た人がいないのでは。
チェックインしたホテルの部屋の窓の正面が、まさかの大観音ビュー(左側面)。う~ん、、圧巻。
かくして私は、観音様の庇護を受けつつ、安心して眠りにつくのでした。