さて、東北旅行記の2回目です。
前回は、朝早くマンションを出発したところまでを書き…大変失礼いたしました。今回はちゃんと書きますね。
RX-7を出発させた私は、まだ道行く車の少ない都心を抜けて北上し、適当なところで東京外環自動車道に乗って(注:覚えていないらしい)東北道方面へと進みます。
車の調子は…決して絶好調とは言えません。
これは、自分のRX-7が整備不良等で調子が悪いということではなく、まだまだ暑さの残る9月の初旬、吸気温が高いせいで燃焼室に送り込まれる酸素の量が少なく、同じ加速をするためにアクセルを大きめに開けなければならないのが、ムリして加速させている感覚につながっている、という意味です。
この辺りは、RX-7を何年も乗り続けていないと、意外にわからない感覚かもしれませんね。ああ、この時期はイマイチだなー、みたいな。
ちなみに、高速走行時のブースト圧は0.88kgf/cm²(メーター読み)に設定しています。最終型であるⅥ型のノーマルが0.8kgf/cm²ぐらいですので、それよりちょっと高めの設定ですね。ちなみに一般道走行時は0.7kgf/cm²
絶好調、とまではいかなくても、平日の空いた高速道路を流すのは気持ち良いものです。主に3車線あるうちの真ん中の車線に陣取り、景色を眺めながらのんびり走ります。これがゴルフのスタート時間が迫っていたりすると、追い越し車線を「少し速めに」走らざるを得なかったりするのですが。
最初に立ち寄ったのは「那須高原サービスエリア」でした。
ミルクの味が濃厚なソフトクリームが大好きで近くを通った時は良く立ち寄るのですが、朝が早い時間帯でまだ販売されていなかったため、朝食に肉そばを食べて先を急ぎます。
白石インターチェンジで東北自動車道を降りて、蔵王エコーラインへ。さて、大好きなワインディングを走るぞ…と思いきや、ものすごい霧。。
仕方なく、ヘッドライトとフォグランプを点灯し、速度を落として進みます。こういう時は、センターラインをまたいで下ってくる対向車の存在が一番怖い。。
しかし、この蔵王エコーライン、宮城側から入る上り坂は、ワインディングを楽しむのにはあまり向いていないようです。
私のRX-7はノーマルと比較して1センチ程度しか車高を下げておらず、最低地上高10センチを確保しているのですが、逆バンクのヘヤピンカーブを曲がる際に後付けのメンバーブレースが地面を擦るのです。
うーん、、走っててあんまり楽しくないし、これで景色に霧がかかってたりしたらいったい何しに来たんだか。。
しかし、この蔵王エコーラインの一番の見どころ、「御釜」の眺望を見て、ちょっと沈んだその気持ちは払しょくされました。
晴れていないにも関わらす、この見事な景色。来てよかったと思うとともに、霧が出ていて、むしろラッキーだったことが。
この景色は「霧が出ていたからこそ」のものでした。いやー、お見事。
そして私は、満足して蔵王エコーラインを下っていくのですが、そこで「ミニバンにあおられた話」については、、次回にしたいと思います。