スポーツカーと呼べる車がめっきり減ってしまった昨今。
量販店も売場を縮小し、扱われるパーツも数を減らした中でも特に目にする機会が少なくなった「ターボタイマー」。
自分なりに考えていたチューニングをやりきった私が量販店へ足を運ぶ機会が減り、それなりに品揃えがあるものを見落としているだけの可能性はありますが…ノーマルで購入したRX-7に唯一後付けされていたこのパーツの必要性について、今日は書きたいと思います。
ちなみに、視点はあくまでユーザーとしての経験則に基づくものであり、違う考えの方もいらっしゃると思いますのでご了承ください。
で、その経験則から導き出した答えですが、「だいたいの人にとっては不要」ということになります。
理由は「多くの人の場合、走行後にターボシステムを冷却する機会がないから」ですが、その例を2つほど上げてみようと思います。
①サーキットを走ったりイリーガルな走り(高速道路での最高速アタックや峠でのタイムアタックなど)をしない限り、冷却が必要になるほどの高負荷はかかりにくい。多少アグレッシブに走ったとしても、たいていの場合その後の停車までの通常走行でクーリングが終わってしまう。
②サーキットを走行する人は、走行後アイドリングしたまま車から離れない人が多い。他の人と話をしたりしながら、アイドリングにばらつきがないか、異音がしていないか聞いたりしている。
いかがでしょう。
もちろん例外はありますし、乗っている車の仕様に左右される部分があるとはいえ、私は多くの人がこれに当てはまると考えています。
逆に言えば、これに当てはまらない人は「必要な人」の可能性があるということですが。。
いずれにしても「ターボ車に乗ってアグレッシブに走るのだからターボタイマーは必須」というふうに考えるのではなく、例えば自分が信頼できるショップなどに相談してみることをお勧めします。
車の仕様や走り方に応じて、より適切なアドバイスをしてもらえると思います。
ちなみにもし私にご相談いただいたとしたら(素人の私に相談する人などいないでしょうが)、私の答えは次のとおりです。
全開走行に応えてくれた車のそばに、少しの間いっしょにいてあげてはいかがでしょうか。
ターボタイマーが正常に動作せず、エンジンが停止しないリスクにも対応できると思います。